宇都宮大学 教育学部 教員養成課程教科理系 合格

 name 栖原くん
 school 桜丘
 club 吹奏楽部

宇都宮大学

ある日突然、自宅に1本の電話が来た。相手は「イエヨビ」という聞いたこともないゼミの人だったが、一度会って話を聞いてほしいと言われた。
ちょうどその時期僕は、大学受験を見据えて、本格的に予備校探しをしようと思っていたところだった。そして面談で担当の方と出会って色々話を聞いた。僕や親が納得できるまで相談に乗ってくれて、僕は担当の方を信じることにした。そこから受験勉強は始まった。

僕は、吹奏楽部で打楽器を担当し、さらに部活運営に関わる重役のうちの一人だった。平日は朝7時から朝練があり、夜は7時まで、休日は朝8時から5時まで部活があった。さらに、演奏会前は、打ち合わせやホール練習で夜9時まであり、休みはお盆とお正月ぐらいしかない、かなり忙しい部活に所属していた。
そんな状態で大手予備校に通えるはずがないと思った。
だが、イエヨビは、予備校に通わず、自宅で勉強し、部活の予定にも柔軟に対応して計画を立ててくれた。そこに僕は魅力を感じた。

はじめは、部活と受験勉強の両立はできていた。
だが、高3になり、コンクールや定期演奏会などで頭の中が部活でいっぱいになり、受験勉強どころではなくなってしまった。学校の授業中も疲れ切って寝てしまうか、部活の仕事をしてしまうことが多くなっていった。
でも、受験勉強はイエヨビがあるから、と安心して高をくくっていた。最初は能動的に勉強していたのが、いつの間にか受動的になっていた。そして、10月に部活を引退した時、気が付いてしまった。僕は、受験勉強をしているつもりだけで、何も身についていないという事を。

それから必死に勉強したがただのあがきでしかなかった。当然センターはボロボロ。
志望校であった国立宇都宮大学の2次まで一応受けたが、もちろん結果は不合格。現役時代はこのような不完全燃焼で散り去った。

そして浪人し、捲土重来を期すことに決めた。
まず現役時代の失敗、どうすれば合格するのかをそれぞれ箇条書きに書き出した。毎日日記もつけることにした。そこには、1日の勉強時間や勉強して思ったこと、得意不得意の分野などその日気が付いたことを書いていった。書くことによって自然と自己分析ができるようになり、そこから新たな方針が立てられた。

また、自分に今必要な勉強を考えて、毎月計画を立てて進めていった。
センターや記述の模試にも積極的に参加し、その都度復習ノートを作成し、次の模試の度に何度も見直ししていった。参考書、問題集も必要な分だけ買って必ずやり切るようにした。
もちろんやる気が全くでない日もあった。そんな日はあえて1日勉強しないと決めて散歩や自転車で知らない街に出かけた。
そうすると「なぜ今浪人しているのだろう」とあらためて考えることができ「初心の志」を取り戻すことができ、その日の夜にはやる気が出て勉強がはかどった。
それを繰り返しているうちに、毎日勉強しないと気が済まないようになってきた。現役時代、毎日部活で楽器を触らないと気が済まないように身体が自然に受験勉強を受け入れるようになった。

毎日自宅で一人で勉強していると、井の中の蛙になるので、受験情報を知るために、蛍雪時代を年間購読した。各科目の勉強法やセンター対策のポイントなど様々な角度からの情報が入っているので、受験生には是非読み込んでほしいです。

また、東大生指導も積極的に活用した。自分で計画した毎月のプランを送って、その都度アドバイスや激励をもらったり、数学や理科など自力で理解できない問題があった時は、質問してとても分かりやすい解説をしてもらったりした。

世の中には、素晴らしい予備校や参考書、問題集など受験勉強を支えてくれる媒体がありふれている。その中でも、どれを利用するか迷うだろう。僕ももちろん迷った。だがここで何も考えずに何かに頼るのではなく、自分に合っているのか、有効的に利用できそうなのか、本当に必要なのか、などできる限り悩んで何に頼るか見極めて決めてほしい。そして受動的に頼りすぎず、勉強するのは自分なので能動的に進み続けてほしい。揺らぐことがない強い志を心の奥底で持ち続けて精進すれば、必ず道は開けます。
僕は浪人したこの1年間、決して無駄になっていないと思っています。大学でもさらに学び続け、将来は教員として生徒一人ひとりに合った道に導いてあげたいです。

※浪人保障制度利用



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